2012-07-07

ひさびさのプレゼント企画 ~パリのお土産編~

「3週間もパリに行って、おみやげの1つもないのか」というお叱りの声を多数受けましたので(ウソです)、こちらをご提供しようと思います。


割と「定番」の「パスティーユ(バスティーユではない)=のど飴」のブリキ缶です。

きれいにする過程で、表面の塗装が少し剥げてしまいました。ゴメンナサイ。。

作家さんにはディスプレイ用に、そうでないみなさんにもインテリア小物としてもお使いいただけると思います。

さて応募条件はいつものように、コメント欄に何か書き込んでいただくことです。何か一言、気の利いたコメントをお願いします!抽選もまた、いつものような感じで行います。締め切りは7月14日23時59分ということで。たくさんのご応募、お待ちしています!


2012-07-04

出会い、別れ、再会

先月のこと。
ある知り合いから突然、「靴作家の知り合いが亡くなって、その人の道具や材料を譲り渡せるような靴作家の人はいないか?処分まであまり時間がない」という趣旨の電話を受けた。
その知り合いは、僕がある靴作家の作った靴を履いているのを知っていて連絡してきたのだが、その彼はもうずいぶん前に作家としての道をあきらめていたので、他に直接知っている人はいない。それに、どんな物がどれだけあるのかも分からなければどうしようもない。
とにかく見てみたい、ということで、ある日時が設定され、その方の自宅兼工房を訪ねた。

そこには、大量の革、道具、大型ミシンの他、その方の作品である和紙でできた靴があった。また大量の本や雑誌の中に、「シューフィル」が転がっていた。

シューフィル」とは、靴の業界紙。6年ほど前、ある仕事でその責任者、城(たち)さんを取材したことを思い出した。

靴用のミシン、「happoミシン」と呼ばれる「全方位型(=(八方)」ミシン、そして大量の革などは、このままでは「産業廃棄物」として捨てられる運命にあった。当日は、「ちょっと知り合いにあたってみるので、改めて連絡します」と言い、翌日、城さんに6年ぶりに連絡を取った。


城(一生=いっせい)さんは、若い靴作家の支援をしている。それは2006年、城さんたちを中心に、靴作家を目指す若者を支援するプロジェクト「JINCA(ジンカ」)が生まれた。このプロジェクトの一つに、若者への作業スペースの提供というものがあり、そのスペースを提供しているのが、革の卸問屋「タテマツ」の立松進社長だ。僕は、なぜかこのプロジェクトに興味を持ち、二人を取材したのだった。

城さんは僕のことを覚えていてくれて(特徴のある人間でよかった)、経緯を話すと、さっそく彼も深くかかわっている「浅草ものづくり工房」とも連絡を取り、それらを引き取る段取りを整えてくれた。

話はそれるが、台東デザイナーズビレッジができたのは2004年。「村長」の鈴木さん(残念ながら面識はない)は、今や「モノづくり支援のカリスマ」とも呼ばれる存在。そして、本人は否定するだろうが城さんは「靴づくり支援のカリスマ」的存在であり、台東のモノづくり支援の「両巨頭」のお1人だ。

さて、引き取り当日、僕は所用で行けなかったが、城さんは同行した。そこで初めて、その亡くなった作家が誰かを知ることになる。なんと、二人は、亡くなる直前までやり取りがあったのだった。

その作家は、猪瀬靴工房を主宰する猪瀬和夫さんといい、靴底以外の部分を和紙で作るというオリジナル靴の制作に取り組んでいた。そして、シューフィルが主催して2k540で定期的に開催されている「モノマルシェ」にも出展したことがあった。

城さんは、猪瀬さんのその作品を預かっていて、返却しようにも連絡が取れず困っていたらしい。しかし、2人はようやく再会を果たした。。

猪瀬さんは生前、自らの作家活動を含め、いろいろ悩んでいたらしい。しかし、城さんによると、その和紙の靴に対しては、福祉関係者が注目していた。なぜかというと、軽いので、介護施設などにおける老人の足元のおしゃれにもってこいだというのだ。

これは、需要はどこに転がっているか分からないということを示している。とにかく表に出ることが重要だ、ということだ。城さんも嘆いていたが、若い靴作家の中に、「表に出たがらない」人がかなりいるらしい。「いい靴を作れば自然と人が寄ってくる」とでも思っているのだろうが、これは大きな間違いだ。

作家の評価は、敢えて言えば「売れてなんぼ」。どんなにいいものでも売れなければ意味がない。極端に言えば、どんなにつまらないものでも売れれば「勝ち」だ。

手作り作家の場合、物を作るだけでなく、「セルフプロデュース」が重要になってくる。品質はもちろんのことだが、出店場所の確保、出展会場での適切なディスプレイ、接客、マーケティングのほかブログ、フェイスブックなどを有効に活用することが求められる。反対に言えば、それらがトータルにできなければ(もしくは、それらをやる気がなければ)作家としてはやっていけない。もし1人でできなければ、作る以外を引き受ける「マネージャー」的存在を見つけなければならない。


城さんと話をしていて一致したのは、作家として「世界に出ていくくらいの気持ちがないとだめだ」ということだ。「世界」はもちろん、自分の好きなところでいい。ヨーロッパでもアジアでも、アメリカでも。

人生の中で出会いや別れは必然だと思う。必要な時に必要な人と出会ったり、再会したりするものだ。僕は猪瀬さんと生前面識はなかったが、出会った気がする。出会ってすぐお別れすることになったが、また猪瀬さんのおかげで知り合った人がいるし、城さんとも再会できた。

何よりも、上で書いたような「作家としてのあり方」について改めて考える機会となった。猪瀬さんがどういう思いのうちに亡くなられたかは分からないが、作家として志半ばだったことだけは確かだ。「遺志を受け継ぐ」というのではないが、せめて再認識した「作家としてのあり方」を追求していければと思う。


2012-07-01

こんな日もありますね~代々木八幡手づくり市~

どうも時差ボケから抜け出せない日々です。。
変な時間に眠くなり、夜中は目がパッチリ。
昨夜も翌日の出展準備で寝たのは4時半。。。
数時間寝るつもりが、目が覚めたのは9時20分(目覚ましかけたのに)。
10時スタートだというのに、飛び起きて出かけました。寝る前にバッチリ準備しておいたのがよかった。


しかし、外に出て自転車に乗った瞬間、パラパラっと雨が。。
スタートしても小雨が降ったり止んだり、来場者もかなり少なめ。

そうは言っても、お客さんのいるブースはあるもので、条件の悪さは売上とは関係ないのかもしれません、

今回は帰国直後ということで、前夜に必死に準備はしましたが、出品数はかなり少なめ。1ブースを埋めることができないので、hummingのサヤマコンと共同出展することになりました。

顔と体に似合わず彼の作る皮革作品はデリケートなため、雨は大敵。まともに展示することもできませんでした。

止んでる間に「これでもか」と展示したミニトート

bulles en ciel は今回、パリで買ってきた小物の使用実験をするのが目的でした。





うーん、やっぱり「高さ」がないとだめだなあ、、、再検討の余地、ありですね。

さて今日は、ご友人・ご家族でよく遊びに来てくださっていたOさんが、福岡に転勤されるということでお別れのご挨拶にいらっしゃいました。



しかし福岡には、「雑貨と自転車の店cotocoto」があります!なかなか追加納品のペースが上がりませんが、Oさんのためにも頑張って作って送りたいと思います。


最近、facebookの方に重心が移っているのですが、すべての方がfacebookをしているわけではないので、やはりブログも大事にしなければと思います。というのも、たまに、「ブログ読んでます」と言われることがあるからです。今日も、藤田商店さんとおしゃべりしていたバンビカバンさんが、「隠れ読者」さんだったことが判明。「役立つことが書いてる」と言っていただき、うれしいです。どちらかというと、「役立つことも、たまにある」だとは思うのですが。。

さあ明日から、たまっているご注文品の制作・発送、委託店への納品、深大寺手づくり市出展準備等、フル回転の日々が始まります!忙しくすれば、自然と時差ボケも治るでしょうね。


2012-06-29

nouveau point de vente à paris ! ~新規お取扱店のお知らせ~

木曜夜、無事帰国しました。
最後の1週間は知人宅にお世話になったのですが、ネット環境がなかったために、ブログを更新できませんでした。とは言え、facebookの方はできる限りアップデートしていましたが。

あっという間の3週間でした。本当はもっとあれもこれもしたかったのですが、子ども連れだとなかなか大変で。。

それでももちろん、いくつか収穫もありました。

そのひとつが、パリに新規委託店ができたことです!


あれ、またどこかで見覚えのあるおねーさんが。パリ・デビューってところですね!

そしてこちらが、新しいbulles en ciel お取扱店の「Fée du Joli(フェ・デュ・ジョリ=可愛いものの妖精)」です!


子ども服やおもちゃのほか、作家の手づくり作品も販売しています。


場所はこちらになります:


以前住んでいたうちの近くで、住宅街なので不特定多数の人がわんさか来るような場所ではないのですが、パリのみなさんに直接手に取ってもらえる場所ができてよかったです。パリにお住いのみなさんは、ぜひお友達にも紹介してください!


Fée du Joli

209 rue de la Croix Nivert
75015 Paris

営業時間:10時半(水曜は14時)~19時
日月休み
8月はバカンスでお休みです。

2012-06-18

bonjour de paris 2

日本のみなさん、こんにちは。
東京は雨続きのようですね。週末に予定されていた手づくり市は軒並み中止となったようで、出展者もお客さんも残念だったことでしょう。

パリのお天気も相変わらず不安定で、連日1日の中に「雹と雷と雪以外」が繰り返し訪れます。唯一昨日(17日)だけが真夏を思わせる快晴で、公園にはピクニックを楽しむ多くの人々の姿がありました。

僕たちのパリ滞在も折り返し地点。連日、寝ている時間以外は非常に充実していています。あれもこれもやりたい、ということで時間が足りない状況ですが、今朝は不覚にも10時半まで寝ていました。さすがに疲れがたまっているようです。。

ほとんどの写真はfacebookでご紹介しているのですが、アカウントをお持ちでない方もいらっしゃるので、こちらにもパリの雰囲気が伝わる写真を載せたいと思います。

ジャガイモの種類も豊富

大鍋で作る方がおいしいですね

鮮魚もいろいろ

バゲットは0.9ユーロ

同じ通りで、前日に開かれた蚤の市




あれもこれも、欲しくなりますね


今泊まっている部屋からの眺めはなかなかです。





画素数高めなので、もしよろしければ、ダウンロードして壁紙などにお使いください。

エッフェル塔は夜間ライトアップされます。また毎正時に5分間イルミネーションが点灯するのですが、10時だとまだ明るいので11時から1時までの3回のみ。貴重な体験とも言えますね。




2012-06-12

bonjour de paris 1

フェイスブックをご覧のみなさまはすでにご存知のことですが、ただいまパリにいます。

パリは、まるで雨季かと思わせるお天気が続いています。毎日、基本は曇り。晴れ間が出たかと思えば雨が降り、また曇って、、という感じです。

それでもさわやかであることには変わりなく、出国後すぐに梅雨入りした東京よりは過ごしやすいはずで、みなさまには申し訳なく思います。そして夜10時半くらいまで明るいのも、うれしいことです。

2009年1月1日に日本に戻って以来、約3年半ぶりのパリですが、表面的にはほとんど何も変わりませんね。先ごろ大統領は変わり、議会構成も変わりそうですが、表面上の変化が少ないのはうれしいことです。安心します。

さて、先日は「ベタ」ですが、vanves(ヴァンヴ)の蚤の市に行ってきました。日本人観光客のみなさんも大勢いらっしゃいました。僕らもその一員ですが。。



(以上、まゆこ撮影)


こんな感じで、ディスプレイに使えそうな物を購入しました。額と額内のレースは、ともに100年位前のものです。7月1日の代々木八幡に持って行くつもりでいますので、ぜひご覧になってください。

滞在中、随時ブログは更新する予定ですが、主な写真はフェイスブックにアップするつもりですので、そちらの方もよろしくお願いします。

2012-06-05

KOMPISにもあの娘たちが

開店以来大変お世話になっている、まるで我が家のように落ち着くGallery KOMPIS

ただいま合同展、なないろの虹~いろとりどり~が開催中です。
29名の作家が参加しているということで、ギャラリー内には所狭しと、文字通り色とりどりの作品が並んでいます。こんな感じで:


あれ、真ん中奥に何やら怪しい人影が。。拡大してみると


例のあの娘がいるではありませんか!
そして反対側にも

別の娘が!

今回、bulles en cielとcanalsavoy のコラボレーションの延長として、このような形で展示させていただいています。

また、
デザフェス会場でも大好評だった、大久保さんの作品(缶バッジ、ポストカード、メッセージカード)も販売中です!

合同展(10日まで)においでの際は、ついでにbulles en ciel+canalsavoy の世界もお楽しみください!