2012-04-30

あまりにもすごかった相模大野の一日

昨年秋のデザインフェスタに向けては、120個程の作品を用意し、2日間で「結構なくなったなあ」と思っていました。

そして、今回の相模大野アートクラフト市に向けても、この間、かなりの数を用意して臨んだのですが、1日でほとんどなくなってしまうという結果に。2週間後に迫ったデザフェスに向け、大きな不安を抱えることとなってしまいました。

いや、しかし、相模原市民のみなさんをはじめ、多くの来場者のみなさん、本当にありがとうございました! 

bulles en cielブースは、午前中は直射日光の直撃を受け、ガラスもアツアツとなってしまいました。しかし、コリドー会場に次から次へと流れてくる人の波は、それ以上の熱気を帯びていました。

11時の開始以前からほぼ途切れることなくお客様のお相手をし、水分以外を口にする時間もありませんでした。

こんな素敵な会場は、他にはないかもしれません。唯一の心残りは、他のブースを見る時間が、一切なかったことです。両隣さんとも、朝とお別れのあいさつしかできませんでした。。

次回は、秋の開催ですが、またぜひとも出展したいと思います。

今回、男性が作ってくれた唯一のオリジナルペンダント。さわやかに青で決めてみました 


遊びに来てくれたきなママさんが、今日の人出がどれだけすごかったかを客観的にレポートしてくれています。

2012-04-25

29日は相模大野アートクラフト市

29日は、いよいよ相模大野アートクラフト市です。
もう先週になりますが、下見に行ってきました。

参宮橋から約40分。
改札を出てまっすぐ進むと駅ビルにぶち当たります

右に曲がるとデッキに出ます


左前方に進むと


コリドー通りが見下ろせます(奥は伊勢丹)

bulles en ciel のブースは、左下の郵便ポストから3つ目


少々見にくいですが、赤丸のあたりになります。

当日は、ワークショップなど、子どもも楽しめる企画が盛りだくさんとなっていますので、ぜひ遊びに来て下さい。

ちなみに、コリドー通りを進んでいくと、「茂蔵」という豆腐屋さんがありました。


ここが激安で、いろいろ買いこんでしまいました。当日、もし営業していたら、また買うと思います。



2012-04-22

国産ジーンズを穿こう

僕はこれまで、ほとんどリーバイスのジーンズを穿いていましたが、made in china だったり made in haiti だったり。

ジーンズって、もちろんアメリカ生まれですが、日本のデニムの技術は世界の先端を行っていると言われています。そしてその技術を支えているのが、岡山県にある繊維の街・児島だということです。

そして、その児島で生まれたのが、児島ジーンズ

児島ジーンズの英語表記はjeansではなくgenes。児島の職人の遺伝子を受け継ぐ、という意味があるそうです。

少し前からその存在と、渋谷・東急本店近く(ドンキの裏)に直営店があることも知っていたのですが、先日ようやくお邪魔することができました。

今回購入したのはこちらのタイプ



経年による色・形の変化が今から楽しみです。


そしてもう1本はこちら




ちょっと珍しいでしょう。白い糸で格子状に縫われています。これだけ見ると派手そうですが、試着の際、持っているシャツ何枚かと合わせたのですが、まったく問題なくいけました! しかも半額だったので、かなりいい買い物ができました。

僕は自転車を乗り回すので、内股のあたりの劣化が激しくて困っていたのですが、こちらでは、薄くなったら(破れる前なら)無料で補修してくれるということなので、お得ですね。さすが国産!

僕は、ユニクロとかああいう、安ければいいというのとは対極にある、ものづくりの精神を大切にしたいと思っています。もちろんそういう精神でつくられたものには、それなりの価格が発生するのは当然で、何でもかんでも国産・てづくりの物を買うことは、(僕の)経済的にも不可能です。でもできるところからでも、そして需要が増えることで少しは価格が下がることもあるでしょうから、可能な限り応援したいと思います。

ジーンズ好きのみなさん、国産ジーンズに乗り換えてみませんか? 一度、渋谷のお店に行ってみてください。そして、そこからそう遠くないGallery mu にも遊びに行ってみてください。



2012-04-20

充実の一日in 京都

「そうだ、京都に行こう」、ではありませんが、今月オープンしたHugMugへの納品が大幅に遅れていたため、「こりゃはよいかな」と決意し、深夜バスに乗り込んだのです。

早朝7時前に京都駅に着き、颯爽とキックボードに乗り四条河原町方面に向かってネットカフェを捜索。案外あっさりと見つかり、しばし休憩。あとで聞けば「京都式モーニング」なるものがあるそうで、それを体験してもよかったかな。でもシャワーも浴びたかったし。

9時過ぎに出発し、丸太町方面へ。途中、寺町通りを通ると

でっかいたけのこ
有名なたけのこ屋さんなんですね
オサレなカンバンですね
人通りの少ない朝の商店街を颯爽と駆け抜け、まだ開店前のHugMugに到着。スタッフのサワコさんと昨年のデザフェス以来となる再会を果たしました。彼女のブログにもよく登場する「ボス」とも初対面。ナッツ風味のコーヒーをいただきながらおしゃべりしつつ、ひとつだけ空っぽのbulles en cielブースのディスプレイをどうするか、どの作品を置いてくかを考え始めました。

と、けいこさんが登場。パリで知り合って以来、約4年ぶりの再会となりました。彼女は、フランス人向けの京都情報誌「Journal Kyoto」にも記事を書いています。そして自身のブログでもさまざまな京都情報を発信しており、bulles en ciel も紹介していただきました!(キックボードに乗る僕の後姿あり)

また、半年ほど前に新宿から京都に引っ越したじじさんと、夫のフレデリックとも再会。みんなで、近くのおしゃれそうなカフェに行きました。ところがタバコの煙モクモクで、食後はそそくさと退散。。フランス式に、カフェやレストランは全面禁煙にしてもらいたいですね。

じじさんが住んでいるのは上賀茂神社の近くということで、そこで行われている手づくり市への出展に向けて計画を立てたいと思っています。

さて食後は、いよいよ本格的にディスプレイを、と思っていたら、サワコさんやボスがオリジナルのビュルを作りたいということで、選んでいただきました。さらにその後、ボスの娘さんやそのおともだちにも作ることとなり、てんやわんやとなりながらの作業となりました。

その間には、「いつも前を通っていたのだけど初めて入る」というお客さまにしずくペンダントを気に入っていただき、早速その場でチェーンの長さを調整させていただきました。こういう出会いがあると、改めて来てよかったと感じますね。

結局長時間悩んだ末に行きついたのが、こんな感じ



正直に言うと、こういう「ボックス出展」は初体験なので、いまいちイメージがわきませんでした。
みなさん、結構ディスプレイに力を入れているのに比べ、少し「寂しさ」が感じられますね。追加納品の際に、側面の空きスペースの有効利用を考えてみたいと思います。

あまりにも忙しくて、日中のお店の写真を取り損ねたので、閉店直前の様子をどうぞ:



焦っていたので、あまりいい写真を撮れませんでした。すみません。。

しかし今回、こうやって直接行くことができてとてもよかったです。1日中いることができたおかげで、お店の雰囲気も体感できましたし。まだ開店から20日ですが、徐々にご近所さんの認知度も上がっているようです。少しでもHugMugの発展のお手伝いをできるよう、頑張りたいと思います。

さて、その後は、バカンス中で妻あかねに会いに来た友人フランソワと合流し、夕食へ。いくつかのあかねおすすめのお店を物色し、結局、田舎亭というお店に。

バイトの女の子に、料理やお酒のことをいろいろ質問しても、あまり的確な答えが返ってこなかったので、「働いてどれくらい?」と聞くと、「1ヶ月くらいで、まだあまり入っていない」というので納得。その他ついでにいろいろ質問していると、フランソワが

arrête de draguer. (ナンパするのやめろ)

と言うので、僕は、

toutes les femmes sont eventuelles clientes de nos bijoux. (すべての女性はうちのアクセサリーの潜在的なお客さんなんだ)

と正当化し、もちろんお別れする際にはショップカードをお渡ししておきました。

店を出ると雨。雨の中、キックボードで京都駅まで行くと、ズボンの後ろが結構濡れてしまいました。

バスターミナルで「毛布はないのか?」と聞くと、「このクラスのバスにはない」とのこと。まあしゃーなないな、とバスに乗り込み、新宿に7時前に到着しました。

さすがに疲れましたが、有意義な一日となったのでした。さあ、次は会津弾丸旅行でしょうか。



2012-04-12

撮影日和

いいお天気の日は撮影!というのが基本ですね。

というわけで、ご注文いただいていた作品を2つ撮影しました。

①ビュル


ちなみに、暗い室内ではこんな感じ:


それぞれの良さがありますね!


②しずくイヤリング


今日くらいの光線量だと、気泡入りのしずくの魅力が際立ちますね


こちらのガラスは、紫に見えるのですが、赤系の光が当たると水色に変化します。それぞれの表情を楽しんでいただきたいですね。


2012-04-08

あかぎマルシェはやっぱりイイ

4ヶ月ぶりに「あかぎマルシェ」に出展しました。

今回は本殿右側エリアのブースでした。オープン前後は天気は良かったものの、日陰で凍えそうでした。。その後、やっと太陽が当たりはじめ、お客さんの数も増えてきて、今日はいい調子だなあと思っていたら、お昼を過ぎると風が吹き出し、このエリアは風の通り道ということで、周りのブースでは作品やフライヤーなどが飛んでいくなどの被害が多発していました。

幸い「シャボン玉」は飛んで行かずにすみました

アクセサリーにとって、風が強い・寒いというのは大敵。試着してもらいにくいですし、お直しする手もかじかんでなかなかうまくいきません。。

3時を過ぎると、お客さんの数も減り、「寒いし今日は早く撤収しようか」という出展者さんの声が聞かれ始め、早目に店じまいする作家さんも増えるなか、bulles en ciel ブースは結局最後の最後まで忙しく、スタッフのみなさんが掃除も終了するころにやっと後片付けができました。本当にありがたいことです。

前日作ったビュルが2つとも旅立ちました。3世代で来てくれたOさん、いつもありがとうございます!
さて、次回出展は4月29日、相模大野アートクラフト「春の市」です。ブース番号は155。小田急沿線の方は、ぜひ遊びに来てください!

2012-04-05

いろいろあった蒲田での1週間

新しいNHKの朝の連続テレビ小説の舞台が蒲田だということで、どうも地元は盛り上がっているようですが、今回の出展場所「グランデュオ蒲田西館2階イベントスペース」だけは、ある一定の時間帯を除いて閑散としておりました。。

蒲田駅は、結構乗降客数も多そうで、グランデュオにもかなりお客さんがいるのですが、このイベントスペースがあるエリア「だけ」、誰も通らないのです。みなさん、エスカレーターのある別の入口や、 東急との連絡通路を使う上に、このエリアには客が来たくなるような店舗が一切ないので、誰もわざわざ通らない、ということです。よくもまあ、こんなところをイベントスペースとして貸し出して、金を巻き上げようなんて考えるものですね、この会社は。

一定の時間帯というのは平日夕方以降で、「帰宅の波」がそれなりにあって救われた感はあります。
そうは言っても、特に1日の日曜日は、「代々木八幡での出展をフイにしてまで蒲田に来たのになんだこれは」 という状態で、忸怩たる思いもありました。

こういう悪条件の中でも、bulles en ciel に出会っていただいたみなさんには感謝の気持ちでいっぱいです。商業施設は、てづくり市を主戦場にしているわれわれにとっては、「場違い」なところもあるのですが、「てづくりのよさ」を感じてもらえたのではないか、と思っています。

僕たちにとってはいつもやっていることですが、お客さんの要望(ガラス玉の組み合わせ、チェーンの種類・長さの変更など)を可能な限り聞く、という点については、満足していただけたのではないかと思います。また今回、コクシネルを通じてお客さん同士が盛り上がる(最寄り駅が同じで連絡先を交換する)というソーシャルな現象も見られ、てづくり市の雰囲気を出せたかな、という点でも満足できました。

こうやって出会ったみなさんには、てづくり市に来ていただくようお誘いしてありますので、またどこかの市で再会できることを楽しみにしています。もちろん、最短では今週土曜日のあかぎマルシェですよ!

次に良かったのは、作家同士の連帯が広がり深まったという点でしょうね。

今回の出展にあたり、てづくり市で絶大な人気を誇るEdを誘いました。こんなに人がいない会場に誘ってしまい、申し訳ないという思いもありますが、彼自身にとっては今回、彫りの実演を試すいい機会となり、暇な時間にガンガン彫って腕を上げたので、全く無駄な1週間ではなかったかな、というのがせめてもの救いです。真摯に技術向上に努力する彼からは、今回いろんなことを教わり、僕らにとっては有益な時間を過ごすことができました。

ゴールドを基調としたアクセサリーのdolipの嘉本(かもと)さんは、男性ですがなかなか繊細な作品を作っています。分野が違うので、作品について話をすることはありませんでしたが、一緒にイベントをやりたいね、とラーメンやパスタを食べながら夢を膨らませたのでした。

今回は、行ってみるとなぜかガラス作家さんが多くてびっくりしました(ちゃんと調整しとけよ、主催者!)。 そんななか、まゆこが気に入ったのはsun'ocoさん。こちらとも、一緒に何かできれば、とお話しました。

そして個人的によかったのは、暇な時間に(ガラス以外の)つくる練習ができたことです。もう、お客さんの目の前でも、チョチョイノチョイと対応できますからね。


今回、こちらのネックレスをお買い上げいただいたのですが、それとお揃いのピアスをというご要望を受け、上にあるようなピアスをおつくりしました(つなげただけと言うなかれ。長さのご希望もちゃんとお聞きしているのです)。他にも、普通の一つ玉ピアスにちょっと長さを出すことによって、その人により合ったものにするとか、そういうことにより機敏に対応できるようになったのが、今回の収穫とも言えますね。

まあ、いろいろ「???」と感じることが多々あったけ今回の出展でしたが、積極面はそれとして評価し、今後につなげていきたいと思います。外に出ればいいこともある、ということですね。

いいこと、と言えば、ものすごいオーダーをいただきました。これはすご過ぎて今は言えませんが、もし形になればご紹介したいと思います。