2017-01-27

またまた箸作り

新宿タカシマヤで行われていた、東京都伝統工芸展の体験コーナーでまたまたお箸を作ってきました。

今回は、三味線の竿に使われる「紅木(こうき)」を使ったお箸です。
インド原産でとても高価な木だそうです。
ちょっと調べてみると高級箸ですね。


竿を作った端材を大体の形にした物を、ひたすらやすりで削り、光沢を出していく作業となります。

紅木はとにかく硬い。とにかくひたすらやすり掛け。
「プロ」は「20分」でできると言いますが、とてもじゃないけど無理です。。


「紅」の粉で、手が真っ赤になりますが、洗うと大体落ちます。


仕上げは、竹の木で「面を潰す」ことで光沢を出します。
この竹は、富山の「鱒寿司」についている物の再利用だそうです。何でも再利用!
今回お相手してくださったのは、伝統工芸士の向山正成さん。色んなお話が聞けてためになりました!

上は前回作った桧のお箸に漆を塗った物。
当たり前ですが、使う木によって質感が全く違うのが面白いですね。

前回のかんながけも、今回のやすりがけも、単純作業ですが基本中の基本。だからこそ奥が深いのですね。

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