以前ご紹介した、古いフランスの地図型パズル(パズル型地図?)。
あれ以来ずっと放置していたのですが、欠損している県を自分で作ってみることにしました。
ベニヤ板を糸鋸でくり抜き
やすりで削って、
まあ、ここまではよかったのですが、
色を付けると、どうも浮いてしまいました。。
一番の問題は、字の汚さ、ですね。。
これできれいな印刷体を書けていれば、もうちょっとマシだったかもしれませんね。
でも、自分なりに頑張ったつもりなので、60点くらいはつけてもいいでしょう。
さらに、額装しようと思い、額も作りました。
竿(額用の木)や塩ビ版を採寸して切るのですが、これもどうも性格を表しているようで、ピッタリにはならず、さらに手間取っているうちに、ピースをバラバラにしてしまうハプニングも。。
地図を見ながら元通りにしましたよ。
「絵葉書帳」を持っている、le puy-en-velay があるhaute-loire 県のピースも作りました。
ところで、今回地図をよく見て気付いたのですが、当時と現在では名前の違う県がいくつかありました。
例えば、la seine inférieure や la loire inférieure です。それぞれ、セーヌ川、ロワール川の下流地域に位置するためにその名前が付いたのでしょうが、inférieurには、「下等」の意味もあるため、戦後それぞれ、la seine maritime (海沿いの)と、la loire atlantique (大西洋側の)という名前に変更されたようです。興味深いですね。
ついでのついでですが、県の集合体として「地域圏」というのがあるのですが、2016年に再編(と言うか拡大)され、例えば以前のlanguedoc-roussillon と midi-pyrénées が合体して、新しくoccitanie という地域圏が誕生しました。新しい変化が生まれるほど、古い地図は郷愁を増すものです。
さて、こちらが完成版(60点ですが)
ずっと気になっていた、アトリエの「白い部分」を
隠してみました(ついでに、みっともない電気のスイッチも)
雰囲気変わったので、自分的には満足です!
ま、こういうのは、本当に完全に自己満足の世界ですね。。
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