2017-01-30

レザーのワインボトルカバー

昨日は作家仲間をご招待しての「作業場新年会」でした。いや、実際は招待というよりは押しかけでしたけどね!
当初は「忘年会」の予定だったのが、なかなか予定が合わず、延び延びになっていたのでした。
プライベートのことや仕事のことなど、いろいろ話して楽しい夜でした!


革職人の柴野くんが、ブルガリアワインとオリジナルの革製ワインボトルカバーを「アトリエ開設祝い」を兼ねてプレゼントしてくれました。


ブランド名は「titico」。父と子、だよね?

裏もちゃんと滑り止めが施されています


まだ改良の余地があるそうですが、近いうちに、取り扱い作品に加わることだと思います!

他にもアウトドアで楽しめるペットボトルホルダーもありますよ~


ところで、いただいたワインは、オープナーを準備していなかったので残念ながらお預け。。
ボトルについていたブルガリア風「お守り」は、

かわいいので飾りに使わせていただきました~

2017-01-28

朝ヨガ始めました!

正確に言うと「始まっています!」なのですが、作業場では不定期でヨガクラスを開催しています。
講師はYOUKIさんです。


本日は生徒さんが2名だったので、僕も参加しました。
ヨガをするのは、フランスに留学していた時にちょっと体験したくらいなので、もう20年近く前のことですね。

ほのかにアロマの香りも


ペアでする動きも


うまくすると「ハート」の形に

僕は基本的に体がガチガチなので、筋トレはやってもストレッチ系がとても苦手です。1時間、久しぶりに体を伸ばしたような気がします。

次回は3月26日(日)の午前中に開催予定です。体験希望の方はご連絡ください。ただ何分狭い作業場なので、1回の生徒さんは3人くらいまでかと。もしご希望の方が多ければ、2回に分けて開催するのも可能かもしれません。

2017-01-27

神楽坂で販売会です!




これまで何回か神楽坂のギャラリー「フラスコ」で販売会を開催してきましたが、これからは「Sai~祭~」というネーミングで開催していくことになりました(なったようです)!

ということで、その第一回を、2月3日(金)~8日(水)まで開催します!

以下、Facebookページより転載




クリエーター仲間で
神楽坂 フラスコ  kagurazaka frasco galleryにて定期的に
行われるハンドメイドイベントです。

Sai -祭-として行われる
イベントとしては
初めての開催になります。


今回、
テーマは 『 Red 』。

赤です。
それぞれの
クリエーターが提案する赤。
楽しんでいってください。


2017.2.3〜2017.2.8
12:00-20:00
フラスコ
〒162-0825
東京都新宿区神楽坂6-16

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出展ブランド

さくら本舗
古布・着物リメイク
ハンドバック/小物/雑貨




ビュルオンシエル bulles en ciel
オリジナルガラスアクセサリー
ネックレス/ピアスなど

Colour
セミオーダーシャツ
シャツ/バッグなど





寛屋(Hiroya)
手縫いのレザーアイテム
財布/バッグ/時計/小物など




■ネイル
土日のみの出店
ネイルケアのみ受付。
※土曜日は予約受付終了しております。

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テーマが「赤」とのことですが、うちにぴったりの色ですね。


きっとこんな感じでまた「赤コーナー」ができるでしょう。

2月4日(土)19:00頃より、レセプションパーティーを開催しますので、ぜひおいでください!


またまた箸作り

新宿タカシマヤで行われていた、東京都伝統工芸展の体験コーナーでまたまたお箸を作ってきました。

今回は、三味線の竿に使われる「紅木(こうき)」を使ったお箸です。
インド原産でとても高価な木だそうです。
ちょっと調べてみると高級箸ですね。


竿を作った端材を大体の形にした物を、ひたすらやすりで削り、光沢を出していく作業となります。

紅木はとにかく硬い。とにかくひたすらやすり掛け。
「プロ」は「20分」でできると言いますが、とてもじゃないけど無理です。。


「紅」の粉で、手が真っ赤になりますが、洗うと大体落ちます。


仕上げは、竹の木で「面を潰す」ことで光沢を出します。
この竹は、富山の「鱒寿司」についている物の再利用だそうです。何でも再利用!
今回お相手してくださったのは、伝統工芸士の向山正成さん。色んなお話が聞けてためになりました!

上は前回作った桧のお箸に漆を塗った物。
当たり前ですが、使う木によって質感が全く違うのが面白いですね。

前回のかんながけも、今回のやすりがけも、単純作業ですが基本中の基本。だからこそ奥が深いのですね。

2017-01-26

新しい什器

什器(じゅうき)とは、机や棚などの大きな家具のような物の他、展示用の小物なども指す言葉で、一般生活の上ではあまり聞きなれないかもしれません。僕も今のような仕事をするようになって初めて聞いたような記憶があります。

作品を展示する際、フリマ会場のように、地べたに売り物を無造作に置いていては売れません(いや最近では、フリマでさえディスプレイの差が売り上げの差になるうような時代ですから、この表現は不適切かもしれませんね)。

ブランドや作品にはそれぞれの世界観がありますから、それを損なわず、さらにはその魅力を最大限に引き立てるような脇役の存在が必要で、什器も大切な脇役の一つと言えます。映画や劇のように主役がいないともちろん始まらないのですが、「助演賞」があるように、脇役がいないと主役は光らないのですね。

什器の入手方法は、買う、作る、もらう、拾う、のどれかだと思います。運がよければ理想的な物に出会えますが、そうでなければ作るよりほかはありません。僕は割と運がいい方で、もらったり拾ったりして、若干手を加えて使っています。

こちらは、長く使っている「しずく小」用の板で、元は置台。あるイベントで出会った方から譲っていただきました。


アトリエ用にもう1台欲しかったので、これくらいなら作れるかと思い
早速ハンズで板を切ってもらい(真ん中が切れ端)、蜜蝋を塗り込み(上下の色の差が分かるでしょうか?)

もしかしたら持ち出すこともあるかもしれない、その時は脚が折り畳めた方が便利かな、




ということでバタフライ式にしました。素材が全然違いますが、裏は見えないので大目に見てください。


まあ合格点でしょう!

こちらは小さな棚
安っぽいので


塗り直してやすり掛け

ちょっとの手間で高級感、とまでは行きませんが、それなりのものになりました。
これはもう1台つくろうかな。

こちらはちょっと変わった形の鏡。ozoneの骨董市で見つけたアメリカのヴィンテージもの。


どうしてもなくてはならないものではないのですが、あれば面白いかなと思い買ってしまいました。



こんな使い方もできるし

さて、こちらの棚は、活動開始以来付き合っている、一番の相棒。こいつがいなければ、うちの活動もなかったでしょう(とは言い過ぎですが)。
どこに行っても好評価のこの棚、実は貰い物なんです!
この仕事をするつもりがまだない時にもらっていたのですが、本当にラッキーでした!!

実はこのような雰囲気の棚を、これもアトリエ用にもう一台欲しいなあと思っているのですが、とてもじゃないけど僕は作れません。多分拾えないし、家具屋さんに頼んで作ってもらうしかないかなあ。。

2017-01-25

ティッシュボックスカバー始めました~

以前にもご紹介しましたが、革のティッシュボックスカバーの取り扱いを始めることになりました。




やっぱり、カバーがあるとないとでは大違いですね!



生活感あふれるティッシュがおしゃれアイテムに早変わりします!

希望小売価格は4200円(税込み)。最近よく見かける「薄型タイプ」の箱に対応しています。在庫数は5点ですが、来月にはもう少し増える予定です!

作っているのは、台東区鳥越に工房を構えるNOLA
毎月第一土曜日に開催される「ものづくり横丁」では、大好評の「チャリンケース」づくりワークショップが体験できます。次回開催は2月4日(土)です。



2017-01-22

今日も金継ぎ講座

本日は、今月最後(と言っても2回しかなかったのですが)の金継ぎ講座でした!



参加予定は5名だったのですが、2名の方が体調不良により欠席となり、3名の方が体験講座を受けていただきました!みなさん喜んでくださってうれしいです。

しかしこの時期、体調を崩される方が少なくありません。みなさん気を付けてはいらっしゃるでしょうが、くれぐれもご自愛くださいませ!

さて僕の方は、先日からさらに一歩進みました。撒いた金粉を定着させる作業です。


柔らかい狸の毛!の筆を使って、撒いた金粉の上から漆を染み込ませます。


余分な漆を拭き取って、またしばらく乾くのを待つのみ!いよいよ次回、最終工程です!

そしてこちらは、先日作った桧のお箸。予告通り、漆を塗ってみました。



こちらもしばらく乾かして、また次回重ね塗りする予定です!

改めて次回以降のご案内です

2月と3月の開催日は、
2日(木)、12日(日)、16日(木)

となっています。参加ご希望の方はご連絡ください!

2017-01-21

箸作り体験をしました

先日、新宿タカシマヤの催事場で開催中の、「東京都伝統工芸品展」を覗いてきました。

「体験コーナー」では、日替わりで制作体験を行っており、この日は「八角箸作り」と「染色」の体験ができました。

僕は「国際箸学会」の会員であることを思い出し、箸作りをやってみることにしました。



四角の箸の四隅をカンナで削っていき、なるべくうまく八角形にするのですが、口で言うほど簡単ではありません。


桧なので、削るといい香りが。削り屑は洗濯ネットに入れて、「桧風呂」にしようかと。


手前側を小刀で削ると、若干「高級感」も出ます。

このままでももちろん使えるのですが、金継ぎ講座をしているので、せっかくなので漆を塗ってみようかと思っています。どうなったかは、またご報告します。

教えてくださったのは、深川の指物屋さん



担当者(他の作家さん)が遅刻したとのことで、ピンチヒッターを務めていらしたそうです。色々お話も聞けて楽しかったです。体験料は、「デパート価格」かな、とは思いますが。

デパートのサイトやブログには、残念ながら体験講座のスケジュールが掲載されていません。僕も写真を撮らなかったので、もしご興味ある方はご自身でお確かめください。「提灯の絵付け」なんかもあったと記憶しています。24日までですよ。