東武百貨店ソラマチ店出展中は、朝礼があり、われわれ作家も参加させられました。「よそ者」には、関係のない話がほとんどなのですが。
そして、おそらくどこのデパートでもやるんでしょうけど、「笑顔の練習」などをさせられます。
担当者が「赤ちゃんが笑顔でいると、まわりも自然と笑うでしょ」とか言うのですが、僕はかなり違和感を覚えました。
われわれ作家は、自信をもって作品を展示・販売しています。こちらはいつも、「ぜひ見てほしい」と思って待ち構えています。お客さんが作品を見て「かわいい」とか「素敵」と言ってくだされば、こちらは自然と「ありがとうございます」と笑顔で応えます。
さらに、お客さんが気に入って作品を買っていただけると、お客さんも作家も作品も、みんな幸せですね。 みんな自然と笑顔になります。
もちろん、この「作家の喜び」は、残念ながら全員が味わえるものではありません。それでも、普通の販売員であっても、自分の売るものが本当に好きならそれに近い喜びは味わえるのではないでしょうか?
練習をしないと笑顔が出ないのであれば、それは笑顔が出せるような物を扱っていないか、もしくはその物の魅力を末端にまで伝えきれていないからではないか、と思うのです。
なんでもそうですが、強制はいけません。
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