2011-10-08

エイジング

世の中「アンチエイジング」が流行っていますが、
「きれいに年齢を重ねる」ことも大事ですね。


作家は、ディスプレイ用の什器や小物の選択に苦心しますが、「西洋アンティーク」は一般的に好まれます。

ところで「什器」という言葉、広辞苑によると「日常使用の家具・道具」という意味なので、作家が作品の陳列に使う際の言葉としては、実は適当ではないのかもしれません。



「古ければいい」というわけではありません。「老害」という言葉もあるように。


しかし、時間には特別な価値があります。一挙には獲得できないという。
私たちがアンティークを称賛するのは、その時間という価値にかけがえのなさを感じるからでしょう。

今回の新作撮影に使った「板」は桐で、いずれも妻の実家にあった、銀製品の箱です。3枚目は徳利の容器で、大正と書かれているので、90年前後は経過しています。

正倉院には、ペルシアから伝わったガラスの宝物が収められています。
さすがにbulles en cielの作品が1000年後も残っていることはないでしょうが、それを目指すのも悪くないかもしれませんね。


2 件のコメント:

  1. こんばんは。
    今日は、お疲れ様でした。
    都立大学のギャラリー、明日行く予定でしたが、月曜日定休日だったんですね。。。残念。
    近いうちに、行きたいと思います!

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  2. (投稿したはずのコメントが行方不明に・・)

    ◎もしかして、あきのさん?

    さっき、しまこさんにメールしたんですが、僕もさっき知ったのです。月曜定休は知ってたのですが、祝日なので営業するかと思ってました。。
    またの機会に、ぜひ遊びに行ってあげてください!
    ということで、明日は何しましょうねえ。

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