2016-08-11

作業場準備中(その3)

前回の記事では床板の話をしましたが、床板とともにどうしてもそろえたい物がありました。それはメインとなる「テーブル」です。それも「一枚板」の。

ですが皆さんご存知かと思いますが、無垢の一枚板のテーブルはかなり高額です。こちらのお店のものをご覧いただければ分かりますが、安くて数十万。

前回もご紹介した南会津の「きこりの店」は材木屋さんなので、加工前の板が多数展示販売されています。



結局この時には「理想の板」は見つからなかったのですが、いろいろ勉強になりました。たとえば、一枚の板を「テーブル」として使うためには、加工、脚が必要で、板の価格の最低でも3倍は必要になるということなど。そしてもちろん相当の送料もかかります。

そこで、なるべく価格を抑えるために、脚は自分で準備することに。

代々木公園の大江戸骨董市で見つけたこちらの鉄製の脚。4500円だったのを3000円にしてもらいました。だって、両方の高さが違うんだもの。。そして自転車で片方ずつ運びました。毎度のことですが、じろじろ見られました。慣れっこですけどね。

左右に違う高さの木を渡して、ペンキを塗って

天板は仮のものですが、なかなか様になってませんか?

そして、こちらが待望の「杉の一枚板」です。「きこりの店」の渡部さんが、僕の理想に近いものを探し出してきてくれました!

幅1700、奥行き800、厚さ80(単位ミリメートル)というなかなかの存在感!30キロくらい(もっと?)ある板を2人で2階まで運びました。重たかった。。


普通は傷がつかないようにオイルや蜜蝋を塗ったりするのですが、自然に劣化させていきたいので何も塗っていません。それは床も同じで、自然のままです。何十年もかけて歴史を積み重ねていきたいです。


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